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Category: おでかけ  

韓国へ飛んでみた⑧ ~KTXの本気にシビれる~

気の置けない姉と2人で巡る韓国旅行。
姉の大好きな俳優さんの生まれ故郷で、その俳優さんの行きつけのお店でカルグクスを食した私たち。
お腹も気持ちも満足した私たちは、いよいよ本日2度目のKTXでソウルへ戻ります。

繰り返しますが、
ここに書かれた情報は2018年8月のものですのでご注意ください。

【過去の旅行記】
韓国へ飛んでみた① ~出発から一騒動~
韓国へ飛んでみた② ~空港鉄道&電波問題~
韓国へ飛んでみた③ ~ロケ地めぐり~
韓国へ飛んでみた⑤ ~韓国版“てっぱく”屋外編~
韓国へ飛んでみた⑥ ~韓国版“てっぱく”屋内編~
韓国へ飛んでみた⑦ ~巡り巡って元通り~




地下鉄で大田駅まで戻ってきた私たち。いよいよKTXの本気を味わう時間です(笑)。



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待ち時間も撮り鉄に勤しみます(笑)。こちらはKTX山川(サンチョン)こと110000系。


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8200形機関車率いるムグンファ号が発車していきます。



高速線を走るKTXを体験したくて大田行きを決めた私でしたが、もう1つやりたいことが。
それは、初代KTXの録音です。
以前ネットで聞いた初代KTXのモーター音に惚れてしまい、ぜひ自分でも録りたいと思っていたのです。
しかし、いくらスマホできっぷを買うのに慣れてきたとはいえ、細かい座席指定まではできません。
録音はデッキでするとしても、KTXは両先頭の機関車の間に18両の客車を繋いでいますから、
万が一真ん中の車両が指定されたら移動が大変。
この状況下で、何とか機関車に近い車両を指定するにはどうすればいいのか…。


そこで私は、2号車の特室車(日本でいうグリーン車)に乗ることを打診してみました。
好奇心旺盛な姉は、「私じゃそんなこと思いもしなかった!」と快く賛同してくれました。
金額についても、日本のグリーン車ほど差がなかったことが幸いしました。
(日本円にして900円程度プラスすれば乗れてしまいます♪)



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やがて、私たちが乗り込むKTXが入線してきました。
思惑通り、やってきたのは初代KTXの100000系。


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私たちの前に、「First Class」と表示された車両がピタリと停まります。
First Class、いい響きです♪


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特室車の車内はシートピッチが普通車よりも広くて、フットレストも装備。
リクライニングは利かないようですが、十分快適です。


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車内ではウェルカムナッツも配られ、グッズ好きの姉も大喜び♪



やがて列車は、小雨が降り始めた大田駅を発車します。
正直、このまま在来線方面へ進まれたら…と不安でしたが、
しばらくすると列車は数時間前に走ってきた在来線から逸れて、高架線を走り始めました。
いよいよ、KTXの本気を堪能する時間がやってまいりました♪



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最高速度300km/hで疾走するKTX。



感想は、行きと同じく、いやそれ以上に、とにかく静か。
隣にいる姉とひそひそ声で話すことすら躊躇してしまうほどです。

2両で1台の台車を共有する連接方式を採用するKTXは、客室の真下に台車がきません。
ある意味、騒音の元である台車が近くにないので、当然客室は静かになりますし、
両端2両の機関車(と2両目の客車)に動力を集中させているので、モーター音もありません。
景色はものすごい勢いで流れているので、そのギャップに驚かされます。


列車はやがて、最初の停車駅である五松(オソン)駅に停車。
KTXの録音もしたい私は、次の停車駅で戻ると姉に伝え、機関車真後ろの1号車デッキへ移動します。
片手には車窓を撮るためのビデオカメラ、片手にはより良い音質で録音するためのPCMレコーダーを準備(笑)。
扉が閉まり、いよいよKTXが加速を始めます。




わかりやすいように動画を載せておきます♪
なお、音質はPCMレコーダーの方がいいので、ビデオカメラの映像にレコーダーで録音した音を当てています。



わかる人にはわかるかと思いますが、ベンツやBMW等の外国車のエンジンって、
日本車にはないどこか独特の音を立てますよね?あれと同じような感覚です。
まるで低音と高周波の電子音が混じったような、吊り掛け駆動にも似た独特な音。
(実車は『トリポード可撓継手』という駆動方式のようです。)
思わず聞き惚れてしまいます(笑)。



こうして、次の停車駅である天安牙山(チョナンアサン)駅まで撮影・録音する予定でしたが、ここで私の大誤算。
日本の新幹線でも、全ての列車が全ての駅に停まるとは限らないわけで、列車は天安牙山駅を全速通過。
結局、高速線が終わる光明(クァンミョン)駅までの約30分間、私はカメラとレコーダーを持ったままデッキに立ち続け、
ようやく快適な特室車に戻ったと思ったら、ほとんどくつろぐ時間もなく終点ソウル駅に到着したのでした(苦笑)。


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フランスのTGVよりも先端がすらりと尖ったKTX-Ⅰ。なんと美しや…。
もし今後Nゲージで発売されることがあったら10万円でも買う(笑)。



こうして、私の超濃密な“鉄分補給デー in 韓国”は無事に終了♪
異国の地でこれだけ鉄魂を開放する機会をくれた姉には、ただただ感謝しかありません。
すっかり燃え尽きた私は、しばらくKTXにへばりついた後、名残惜しそうに別れを告げ、
推し俳優さんの雑誌やパンフレットを回収してルンルンで歩く姉に放心状態でついて行き、
買ってきた雑誌をベッドに並べてTwitterのライブ配信をする姉を横目に、1人深い眠りにつくのでした…。


明日はいよいよ最終日。
台風は果たして上陸するのか、果たして無事予定通りに帰国できるのか。
(まぁ帰れなくなったらそれはそれd)


(つづく)


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【追伸】
今回の旅の記録を、姉も公開しています。
私とは全く違う視点で書いてあって面白いので、こちらもぜひご覧下さいませ♪

弟と鉄道に揺られ二人旅(4) 遠出編』 (ブログ『Yeongija』より)
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Category: おでかけ  

韓国へ飛んでみた⑦ ~巡り巡って元通り~

気の置けない姉と2人で巡る韓国旅行。
韓国鐡道博物館を満喫した私たちは、さらに南へ向かいます。

繰り返しますが、
ここに書かれた情報は2018年8月のものですのでご注意ください。

【過去の旅行記】
韓国へ飛んでみた① ~出発から一騒動~
韓国へ飛んでみた② ~空港鉄道&電波問題~
韓国へ飛んでみた③ ~ロケ地めぐり~
韓国へ飛んでみた⑤ ~韓国版“てっぱく”屋外編~
韓国へ飛んでみた⑥ ~韓国版“てっぱく”屋内編~





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はしゃいだ後は気を落ち着かせましょう…(笑)


博物館ではしゃいだ私(と付いてきてくれた姉)は、義王(ウィワン)駅に戻り、カフェで小休止。
当初は韓国に接近していた台風を避けるため、このままソウルへトンボ返りする予定でしたが、
今は雨も風もなく、むしろ朝より晴れています。

これはまだ行けるんじゃないか??

そう思った私たちは、夕方にソウルへ戻る計画に変更。
そして姉は、この変更プランを私に任せてくれました。



「何に乗りたい?」と聞く姉に、

「行きにKTXは乗れたけど、あれは在来線区間だったからスピード出なかったんだよね。
 俺はヤツの本気が見たい(ほぼ原文ママ)」

こんな意味不明な言動でも理解してくれる姉尊し。


以前も触れたように、日本と違って在来線と新幹線(高速鉄道)の互換性が高い韓国では、
まるで高速道路と一般道を行き来するような感覚で走ることができるため、柔軟な走り方ができます。
その反面、運行形態が複雑すぎて、一体どの列車に乗れば高速線を走るKTXを体験できるのかわかりません。
ネットできっぷを買うことには慣れてきても、細かなルートを見極める術を持っていない私。
散々悩んだ末、現在地から南下して大田(テジョン)へ、そこからKTXで折り返すという計画を考えました。

奇しくも大田は、台風接近がなければ元々向かおうとしていた場所で、姉の大好きな俳優さんの故郷です。
結局のところ、巡り巡って当初のプランに戻るという形になりました。
大好きな俳優さんの生まれ故郷に行けるのならと、姉も大賛成。早速きっぷの手配を始めます。



 そんな中、ちょっとトイレに行ってくる、と席を立った姉。
 きっぷの手配を続けていると、急にスマホの反応が鈍くなりました。

 …………まさか。

 嫌な予感がした私は電波のマークを見ます。だんだんと弱くなっていくWi-fi。
 あのバカ、Wi-fi持ったままトイレ行きやがった!!
 頭の上に音符を浮かべ、ルンルン気分で歩く姉が目に浮かびます。
 こうなったらスマホを握りしめて念じるしかありません。
 止まれ!そこに止まれぇい!!!

 ……………程なくして、圏外になりました。

 姉も途中で気づいたらしく、申し訳なさそうに帰ってきた姉に、精一杯のジト目をプレゼント。




小休止の後は、まだ列車までの時間もあったので、駅構内にあった鉄道関連の展示を見ることに。
(残念ながらそこでの写真はPC破損により消失しました…。バックアップ大事。)

その後、少し早めにホームに下りて、しばしの撮り鉄タイムです♪
(一眼レフカメラを持って行かなかったので、ビデオカメラでの撮影です。)


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いきなりやってきたムグンファ号。
先頭には、ドイツのSIEMENS社の協力を得て韓国のロテム社が製造した、8200形機関車が立ちます。


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こちらは普通列車用の311000系。
かつては5000系を名乗っていたそうですが、改番されたそうです。


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かつての花形特急列車のセマウル号。あの特徴的な流線型の機関車で牽く列車(DHC車)は運行を終了し、
現在は長項(チャハン)線でのみ、7300形機関車がムグンファ号の客車をグレードアップした車両を牽くスタイルになっています。



義王駅から2駅先の水原(スウォン)駅へ各駅停車で移動し、
そこからは私にとって初体験となる、韓国の電車特急「ITX-セマウル」号で大田へ向かいます。
(初めは客車特急の「セマウル号」と高速列車「KTX」、新旧の花形高速列車を…と思いましたが、
 この路線のセマウル号は全てITX-セマウル号に置き換えられていました。)




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韓国鉄道公社210000系「ITX-セマウル号」。(同日朝に見かけた同型車)


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2014年に登場した比較的新しい車両とあって、車内も真新しさが残ります。



最高速度150km/hで軽快に走行する「ITX-セマウル号」。
乗り心地の良さに加え、鐵道博物館で力尽きたこともあって、私と姉は大半の区間で爆睡してしまいました。
そういえば、客車特急時代(DHC車)のセマウル号も乗り心地が良かったという話を聞いた気がしますので、
そこは電車特急にもしっかり引き継がれているのですね。
(ただ、かつてのDHC車は機関車に近い客車はあまり乗り心地が良くなかったらしいです…苦笑)



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大田駅の手前で高速線と並走。帰りにはあそこを走れることを祈ります…。
(車両は韓国鉄道公社Korailの子会社SR社が運行する「SRT」。)



大田に到着した私たちは、今度は姉のガイドで地下鉄に乗り、数駅先の市庁駅へ。
(地下鉄の写真は、ホームドア完備で撮影が難しい上に、PC破損によりデータ消失…。)
ここから歩いて10分ほどのところに、姉の大好きな俳優さんの行きつけのお店があるとのこと。



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姉に連れてこられたのは、とあるビルの一角にある「テソンカルグクス」というお店。



有名な俳優さんの行きつけのお店とあって、店内にはその俳優さんの写真がたくさん。
午前中ははしゃぎまわる私を苦笑いしながら見ていた姉でしたが、ここでは完全に立場が逆(笑)。
周りを見渡してはニヤニヤしている姉を「ヨカッタネ~」などと言いながらあやしていると、お店の看板メニュー登場!



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韓国でもお馴染みの麺料理、その名も「カルグクス」!



当時ダイエットをしていた身の私には少し多いぐらいの量でしたが、ここでは気にしない!(笑)
個人的に、コッテリネットリのラーメン等も好きですが、韓国の麺類は比較的あっさりしているのがGOOD!
カルグクスも例にもれず、あっさりしつつボリュームがあって、大変満足でした♪


姉の推し俳優さんイチ押しの食事でお腹を満たされた私たち。
食べ終わったら、再び地下鉄で大田へ引き返し、再びKTXに乗車します。
今度は高速線を体験できるのか??


(つづく)


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【追伸】
今回の旅の記録を、姉も公開しています。
私とは全く違う視点で書いてあって面白いので、こちらもぜひご覧下さいませ♪

弟と鉄道に揺られ二人旅(4) 遠出編』 (ブログ『Yeongija』より)
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Category: おでかけ  

韓国へ飛んでみた⑥ ~韓国版“てっぱく”屋内編~

今更なのは十分承知(笑)、2018年夏の韓国旅行記の続きです。
今回は、韓国鐡道博物館の後編です。


繰り返しますが、
ここに書かれた情報は2018年8月のものですのでご注意ください。

【過去の旅行記】
韓国へ飛んでみた① ~出発から一騒動~
韓国へ飛んでみた② ~空港鉄道&電波問題~
韓国へ飛んでみた③ ~ロケ地めぐり~
韓国へ飛んでみた④ ~朝から韓国鉄道三昧~
韓国へ飛んでみた⑤ ~韓国版“てっぱく”屋外編~




屋外展示を子供の如く歓喜しながら走り回った私と、ひたすら付いて歩いた姉。
まだ開館から1時間しか経っていない上、まだ屋内展示が残っています。
初っ端からこんなに飛ばして体力持つのだろうか…と思った私でしたが、
実際あまり大丈夫ではありませんでした。
(曇っていたとはいえ、真夏の屋外で1時間もはしゃいだらそうなるわ。苦笑)
ということで、屋内展示は落ち着いて巡ることにしましょう。


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エントランス全景。蒸気機関車の模型を挟み、片側にはミカサ形蒸気機関車、反対側には最新型のKTX山川。
韓国の鉄道の発展を支えた立役者と、現在の韓国の先端を行く列車の並びです。

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館内には、韓国鉄道の歴史や、歴代車両の模型などがずらり。
ハングルが一切読めない私にとっては、写真などで雰囲気を感じることしかできませんが、
(さすがに毎度毎度姉に通訳を頼むのもかわいそうだし…笑)
やはりその国の鉄道を感じるためにも、博物館に来たのは正解でした。


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貴重な写真とともに、韓国の鉄道の発展が記録されています。


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まだ空白の2020年。これから韓国の鉄道がここにどんな軌跡を描いていくのか、楽しみです。


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これは何ぞ??と思ったら、説明書きには『水原驛』。つまりこれは駅舎なのです。
是非実物で見てみたい…。


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歴代車両の模型も並び、私のテンションも上がっていきます。
(もっとも、最初に飛ばしすぎて少しバテてますが…苦笑)


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なんと、JRの帽子が展示されていました。


涼しい館内で少し落ち着いてきた私に、姉もいくらか安心したことでしょう。(笑)
しかし、そんな私のテンションを爆上げしてしまったのがこちらの写真。


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私が大好きな、国鉄通勤電車の団塊世代「103系」


まさか外国の地で103系に触れられるとは思いもよりませんでした。
103系は古い?ボロい?何を言うか世界へはばたく103系であるぞフハハハハ!!
(暑さでやられてるだけなので聞き流してください…)


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他にも、JR九州の783系の模型が展示されていました。


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今回は休止中でしたが、こちらは運転シミュレータのようです。
こちらも興味がありますね♪


そのまま巡っていると、館内放送が。
姉に通訳を頼むと、「これから大型ジオラマで運転会を行います」とのこと。
最近では模型鉄メインの私としては見逃すわけにはいきませんので姉に懇願。
好奇心旺盛な姉も賛同してくれて、韓国で動いている鉄道模型に触れる機会を得ました。


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鉄道系の博物館の名物ともいえる、大型レイアウト。日本と同じく、HOゲージまたは16番ゲージのようです。


会場には遠足で来ていた子どもたちが加わり、ギャラリーからも良い反応が期待できそうです。


スタッフさんの説明はもちろんハングルですので、私としては意味は分かりません。
しかし、時折スタッフさんと子どもたちが発する「チューバーッ!」という言葉、
おそらくは「出発!」という意味なのだろうと推測できました。
子どもたちの元気な出発コールのあと、新しい車両が次々と走り始めます。
韓国は鉄道ファンが育ちにくいといわれますが、鉄道は子供たちにとって憧れであり、
その光景は日本も韓国も同じなのだとつくづく感じました。


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次々と走り出す車両に、男の子もいつの間にか立ち上がって眺めています。


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一部の車両には、このように室内灯が装備されていました。
流線型の機関車が特徴の、かつての花形特急「セマウル号」もその1つ。
(列車自体は現在でも一部で運行されていますが、この流線形タイプの機関車は見ることができません。)


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やがて街は夜になり、その中でも列車は黙々と走り続けます。


こうして運転会は無事終了。
やはりこういう場に子どもたちが居てくれると和みますね。
スタッフさんにも感謝です。


終了後は、車両を改めて観察します。


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お前が何故ここにいる…?(笑) 日本の401系(403系?)の中間車と思しき車両が置いてあります。
別にそんなに有名でもないこの車両をスタッフさんが何故ここに置いたのか、興味があります(笑)。


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こうして見ると、欧米型の機関車や高速列車、日本のような電車特急や通勤電車、
アメリカを思わせるゴツい機関車が牽く客車列車など、韓国の鉄道は実に多彩です。


やはり模型鉄からすると、このような大型レイアウトを海外で見られるのは嬉しいものです♪
(私がなかなか動かないから姉は大変だったでしょう…笑)


しかし、韓国の鉄道模型事情があまり良くないのは事実のようで、
よく見てみると、他国の既製品の塗装を変更して代用しているものが多く見受けられました。
(国を代表する高速列車KTXでさえ、スペインの高速列車AVEの塗装を変更したもの。)
もし私が韓国の鉄ヲタだったなら、自国の車両が一切製品化されていないのは寂しいです。
韓国の模型鉄の皆さんに対して、自分から何かできることはないのか、そう考えてしまいます。
フランスのTGVシリーズを発売しているKATOさんが動いてくれたりしないかな…。
(初代KTXはTGVの面影が色濃く残っていますからね。)


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参考までに、韓国を代表する高速列車「KTX」。
左上にワイプみたいに載せているのが実際の形状を忠実に再現した模型。
ライトの形状や鼻先の尖り具合が異なるのがおわかりいただけると思います。


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ようやく大型レイアウトから動いた私たち(笑)。順路をさらに進んでいきます。
こちらは乗車券を発売するための、日本のJRでいう「マルス」に相当する機械。
(いわゆる「みどりの窓口」の端末です。)


さて、いよいよ屋内展示も出口に近づいてきました。
するとハングルが読める姉が、「面白いもの見つけた♪」と言って私を呼び止めました。

それは、「鉄道がいい100の理由」。



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確かに、日本の博物館でこういうものは見かけません。
「何なら日本語に訳してみようかな…」という姉の厚意に甘え、帰国後に翻訳を頼みました。
後日、なんと通っていた韓国語教室の先生の監修付きだという翻訳が送られてきました(笑)。
(先生にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。)

その一部を抜粋させていただくと…



1. 雨が降ろうと、雪が降ろうと、風が吹こうと、列車は走る。
  (風が吹けば船は出航できず、雪や雨が降れば飛行機は飛ぶ(浮かぶ)ことができず、自家用車やバスは言うまでもない)

3. 列車は、私を信用ある人にしてくれる。
  (なぜって?いつも決まった時間に到着するから)

11. 旅は人生の詩であり、列車は旅の恋人である。

25. 巨大さ、重み、そして猛烈な速度!―私たちに力(パワー)や希望を感じさせる。

55. 列車の座席は、椅子を回せば対話室になり、隣人がひとつの家族になる。





そして、中にはこんなものも…。




29. 隣の車線があいても、行こうかと気をもむ必要がない。

44. 列車は、パンクすることがない。

56. 列車に乗って恋人と一緒に無泊2日の旅行へ行くと言うと、両親が容易に許してくれる。

87. 列車を丸ごとハイジャック(拉致)したケースは、未だにない。

94. 座席がなくても、新聞紙一枚あれば、どこでも座って行くことができる。





翻訳した姉も、感心したり爆笑したりと大変だったそうで…(笑)。
もはや“こじ付け”では(笑)?とも思えるものもありましたが、日本人が固すぎるのです♪
日本とは違う価値観も感じられ、楽しく読ませていただきました♪


こうして、思う存分鐵道博物館を満喫した私。
ここを見つけてくれた姉には本当に感謝です。


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素晴らしい思い出をありがとうございます!


入口のスタッフさんにも再度お礼を言って博物館を後にします。
今度来るときは、もっとハングルを理解できるようになっていたら、なお楽しいでしょうね♪


さて、台風を避けるためにも、この後はソウル市内へトンボ返りする予定でしたが……??



(つづく)


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【追伸】
今回の旅の記録を、姉も公開しています。
私とは全く違う視点で書いてあって面白いので、こちらもぜひご覧下さいませ♪

弟と鉄道に揺られ二人旅(3) 鉄道編』 (ブログ『Yeongija』より)
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